ちなみに、「晤語(ごご)」とは「相対してうちとけて語ること」という意味です。

2015年10月14日水曜日

テーマが決まりました。

松江での第一回の哲学カフェ「晤語の哲学」のテーマが決まりました。

テーマ:「〈多様性を尊重する〉ってどういうこと?」

 今回のテーマは「〈多様性を尊重する〉ってどういうこと?」です。近年、さまざまな領域で「多様(性)」という言葉が頻繁に使われています。「生物多様性」「多様な人材」「多様なニーズ」などなど。多様の反対は均一や統一でしょうか。さまざまな事柄は、多様であるよりも、統一がとれ、均一であるほうが扱いやすく、分かりやすいと思いますが、なぜ多様性が尊重されるべきだと言われるのでしょうか? また、多様性の尊重が叫ばれるということは、私たちの今の社会が必ずしも多様性を尊重していないということなのでしょうか? では、多様性を尊重しないことがいかなる弊害を生み、また、多様性を尊重することがいかなる価値を持つのでしょうか? 逆に、多様性が弊害をもたらすことはないのでしょうか? 多様性の尊重が叫ばれる一方で、意志の統一や一致団結に価値が置かれもします。ここに矛盾はないのでしょうか? 「多様性を尊重すべき」と言いつつ、いったい私たちは具体的には何を尊重したらいいのでしょうか? さてはて、疑問は尽きません。会場で、こんな問題についてあれこれと考え悩んでみましょう。

再度、次回開催の要領をまとめておきます。

日時:11月14日(土) 14時~16時
場所:島根大学 学生市民交流ハウス FLAT
   (島根大学松江キャンパス正門入ってすぐ)
テーマ:「〈多様性を尊重する〉ってどういうこと?」
参加費:無料
参加方法:当日、現地に集合。申し込み不要。
問い合せ先:0852-32-6284(直通) 島根大学教育学部 川瀬研究室
        kawase@edu.shimane-u.ac.jp

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